国立大学法人大阪大学
感染症総合研究拠点 拠点長
微生物病研究所 特任教授
Osaka University
SA Professor
北海道大学獣医学部大学院修了(獣医学博士)。第一製薬中央研究所研究員、オックスフォード大学NERCウイルス研究所ポスドク、国立感染症研究所ウイルス第二部肝炎ウイルス室長を経て、2000年より大阪大学微生物病研究所教授。2015年-2019年同所長。2021年4月より現職。
急性呼吸器疾患原因ウイルスである新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)を対象にヒト病原性ウイルスのヒトに対する病態を再現できる動物モデルを作製します。この観戦モデルを用いて免疫学や分子イメージングの研究者と連携しながら、ウイルス感染の宿主応答を可視化し、網羅的なデータを取得します。さらに、得られたデータを数理科学の研究者と連携し、宿主応答パタンに関する数理モデルを構築、ウイルス感染症を宿主応答パタンによって新たに分類し直し、各パタンに特異的な生体応答に関与する宿主因子を標的とした、新しい治療法の開発を目指します。