竹内 理Osamu Takeuchi

竹内 理Osamu Takeuchi

国立大学法人京都大学 大学院医学研究科
教授
Kyoto University
Professor

竹内 理

略歴

1995年大阪大学医学部医学科卒業。2001年大阪大学医学系研究科修了、日本学術振興会特別研究員を経て2002年ハーバード大学博士研究員(HFSP長期フェロー)。2004年大阪大学微生物病研究所助教、2007年同准教授。2012年京都大学ウイルス研究所教授。2018年より京都大学大学院医学研究科教授。

研究内容

自然免疫細胞によるウイルス認識機構解析

自然免疫はウイルスセンサータンパク質により感染を認識し、抗ウイルス応答を惹起する。これまで、ウイルスRNAセンサーであるToll-like receptor(TLR)やRIG-I-like receptor(RLR)ファミリーの役割を解析し、これらのセンサーが認識するRNAやDNAなどのウイルス構造を同定し、センサーによる細胞内シグナル伝達経路がI型インターフェロンやサイトカイン産生に至る機構を解明した。

竹内 理 研究内容1
Toll様受容体によるウイルス認識
(J Exp Med 2005, Immunity 2011)
RIG-I様受容体によるRNAウイルス認識
(Immunity 2005, Nature 2006, Immunity 2007, J Exp Med 2008, PNAS 2010)
インフルエンザ、EMCV、VACV感染モデル

ウイルスRNA分解による感染防御機構解析

新たな抗ウイルス自然免疫機能分子としてRNA分解酵素であるN4BP1を同定し、この分子がHIV-I RNAを分解し、感染制御因子として機能することを見出した。

竹内 理 研究内容2
N4BP1によるHIV-1 RNA分解とHIV-1潜伏感染細胞再活性化における役割
(Nat Microbial 2019)

自然免疫制御機構解析

自然免疫応答の活性化を負に制御し、敗血症や自己免疫疾患の発症を抑制する機構を研究している。中でも、サイトカインmRNAを分解し、炎症を抑制するRNA分解酵素Regnase-1を同定し、この分子が自然免疫応答を抑制する機構の研究を行っている。

竹内 理 研究内容3
Regnase-1による炎症抑制
(Nature 2009, Nat Immunol 2011, Cell 2015, NAR 2019)